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噛むことの効用

噛むことの効用

食育の必要性が各方面から声高に叫ばれていますが、歯科で貢献できるのは何と言っても噛むことはこんなに素晴らしいと「よく噛むことの効用」を広めることではないでしょうか?
その為には何でも食べれる丈夫な歯と歯茎が必要なのは言うまでもありません。
80歳で噛める歯を20本残そうと言う
8020運動の意義もまさにここに有ります。
8020運動で元気に長生き
お年寄りの脳を調べると歯の本数が多く良く噛める方ほど記憶に関する海馬の容積が広いことも判っています。
よく噛めないと低栄養状態に陥り、免疫力の低下をきたし、肺炎や
衰弱して歩行困難、尿路感染、褥瘡へと繋がります。

練馬区では歯科医師会も協力して、噛む機能が保てるように「お口すっきり体操」を作りましたので是非なさってみて下さい。

http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/hoken/hanokenko/okuchitaiso/index.html
是非食育のページもご覧下さい。
http://www6.atpages.jp/~mkshp693/index.php?%BF%A9%B0%E9

栄養摂取  

忘れがちですが口は一番最初の消化器です。
食べることによって生きていくうえで必要なエネルギーを補給します。
よく噛むと食べ物を粉砕し食べ物の表面積を増やして、唾液のアミラーゼ、胃でペプシンとよく混ざって消化しやすくし、胃腸の負担を減らしエネルギーを効率よく吸収できます。胃腸の悪い方は歯も良く噛めるように治療しましょう!
口は最初の消化器

食物アレルギーを予防する  

噛むことによって食物を粉砕し胃でペプシンが十分に働いて、食べ物を消化するのですが、よく噛まないと未消化のまま腸管に届き、
腸管に傷が有ると抗原となり食物アレルギー発症の引き金になります。良く噛むことによって食物アレルギーを予防できます。

肥満予防、ダイエット  

フレッチャーさん?!

一口30回を目標に食事をすると肥満予防やダイエットができます。食事をすると胃腸から栄養が吸収されて血糖値があがり脳の満腹中枢にその情報が伝わって過剰に食べ過ぎないのですが、早食いをすると血糖値が上昇する前に沢山食べてしまうので肥満につながってしまうのです。
この方法を広めたフレッチャーさんのエピソードが岡崎先生の記事に詳しく出ていますのでご覧下さい。
http://okazaki8020.sakura.ne.jp/omosiro/fletcher/fletcher.htm
一口30回噛むためには

  • 野菜やお芋、豆、茸、海草などの食物繊維の多いものを積極的に食べましょう。
  • 調理の仕方を工夫してよく噛まないと呑み込めないようにしましょう。たとえばお肉でしたらハンバーグよりも焼肉のほうが良く噛みますよね。
  • お吸い物や飲み物は食べ物をよく噛んで呑み込んでから飲みましょう。食べ物を水分で流し込むと噛む回数が減りますよね。
  • 箸起きを有効に利用しましょう。お箸を持ったまま食事をすると早食いにつながります。お口に食べ物を運んだらお箸を箸起きにおいて良く噛んで呑み込んでからまたお箸を持つようにしましょう。

一口30回が目標ですが無理な場合は飲み込もうと思ってから、もう5回噛んでからにするのがお勧めです。

脳の働きが良くなる  

良く噛むと脳の血流量が増して脳の働きが増し体と心が元気になります。
その結果、記憶力や集中力が高まります。
ガムを噛むと眠気ざましになるのもこの為です。
良く噛める人のほうがそうで無い方に比べて認知症になりにくい事も判っています。
病院で経管栄養でなく経口摂取の重要性が見直されているのもこの点です。栄養はお口から摂ってこそ生きる意欲も増し病気も早く治ります。
岡崎先生のわかり易いホームページもご覧下さい。
http://okazaki8020.sakura.ne.jp/omosiro/tube/tube.html
練馬区歯科医師会では摂食嚥下でお困りの方の診療にも取り組んでいます。
http://www.nerimaku-shikaishikai.or.jp/service/shougai.html

癌やO−157などの食中毒の予防  

良く噛むことによって体に有害な発ガン物質や細菌から体を守ります。
良く噛むことによって唾液のラクトペルオキシターゼと食材が混ざって発ガン物質を無毒化したり、細菌が生きたまま体内に侵入するのを防ぎます。
岡崎先生のわかり易いホームページもご覧下さい。
http://okazaki8020.sakura.ne.jp/omosiro/cyuudoku/cyuudoku.html

味覚の発達  

口は最後の調理場です。良く噛むとより食事が美味しくなります。
良く噛むと唾液に食材の味覚物質が溶け出したり唾液のガスチンの働きで食物本来の味を感じることができ味覚の発達につながります。
味覚の発達

運動能力の向上  

バランス感覚や瞬発力の向上にはよく噛めることが欠かせません。一流の運動選手は歯をとても大事にしています。
岡崎先生のわかり易いホームページもご覧ください。
http://okazaki8020.sakura.ne.jp/omosiro/karoushi/karoushi.htm

鎮痛効果  

痛みを感じると歯を食いしばって痛みに耐えたり、ガムを噛んで緊張を和らげたりします。

唾液の効用を享受する  

唾液の分泌量は噛む回数と比例しよく噛むと唾液の色々な効用を享受することが出来ます。

アンチエイジングにもなります。

 唾液の主な成分とその働き

  • 外分泌
    • ムチン:食物を嚥下しやすくする。
    • アミラーゼ:でんぷんを分解する。
    • リゾチーム:細菌に抵抗する。
    • ラクトペルオキシダーゼ:細菌に抵抗する。発ガン物質を減弱させる。
    • ガスチン:味覚の働きを敏感にする。(亜鉛と結合して作用する)
    • スタテチン:歯を強化させる。(カルシウムと結合して作用する)
    • ラクトフェリン:細菌の発育を抑制する。(鉄と結合して作用する)
    • アルブミン:口の中をなめらかにし,乾燥を防ぐ。
    • IgA(免疫抗体):細菌に抵抗する。
  • 内分泌
    • EGF(表皮成長因子):皮膚,歯,口腔粘膜,胃腸,血管などの細胞の増殖を促進
    • NGF(神経成長因子):神経節や神経線維の成長促進

食品による窒息事故の予防  

日本歯科医師会では食品による窒息事故の予防にはよく噛むことを提唱しています。
詳しくは日本歯科医師会の作成したPDFファイルをご覧下さい。
https://www.jda.or.jp/jda/business/pdf/chissokushuusei.pdf#search='%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%AD%AF%E7%A7%91%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E4%BC%9A+%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E7%AA%92%E6%81%AF'

http://www.jda.or.jp/jda/business/chissoku.html

なお、ご覧になるにはアドビリーダーが必要です。
お持ちでない方は下のサイトからインストールなさってください。
(無償)
http://get.adobe.com/jp/reader/

以上、良く噛むことの効用を記してきましたが、一つ誤解しないで頂きたいのは良く噛むとは硬い食べ物をお勧めしているわけではありません。無理に硬いものを食べると歯が浮いたり顎の関節を痛めたりします。硬いもの好きの方は若いうちはいいのですが、中年以降になると歯が割れたり異常に磨り減ったりして歯を駄目にしてしまうのでお気をつけ下さい。軟らかい食べ物でも良く噛んでお食事をするのが大切です。

卑弥呼の歯がいーぜ  

卑弥呼の歯がいーぜ

日本咀嚼学会が1990年に噛む事の効用を広めるために提唱しました。
卑弥呼が活躍した邪馬台国の頃には食事時間が51分、咀嚼回数が3990回だったそうです。
それが今では食事時間が11分、咀嚼回数が620回になり体に色々の弊害を来たす原因になっています。

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